2022年05月16日サービス紹介タイル補修打診調査工事
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先日、ロープアクセス作業にてタワーマンション外壁面タイル補修と
打診調査を実施してまいりました。
今回は弊社で行っているタイル補修と打診調査工事について
ご説明いたします。
まずはタイル補修についてみていきましょう。
補修対象箇のタイルは外壁コーキングに接しており、
かろうじて剥落を免れている状態でした。
このままでは地上に落下し第三者に被害が及ぶ恐れがあります。
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まず補修対象のタイルを落下させないように慎重に剥がしていきます。
現状コーキングだけで張り付いているので簡単に剥がせました。
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剥がした後に外壁側、タイル裏面の両側を清掃していきます。
汚れ等が付着していると接着不良の原因となってしまいます。
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タイル裏面に接着剤を付け、硬化時間に注意しながら手際よく
正しい向きで元の位置に接着していきます。
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![](https://www.daiichibm.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/05/resize0064-1.jpg)
余分な接着剤をふき取り作業は完了です。
24時間で接着剤が完全に硬化し落下の危険はなくなります。
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続いて打診調査を見ていきましょう。壁面の盛り上がりが見つかり、
外壁タイルの浮き上がりが疑われます。
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先端に回転部が付いた専用の打診棒を使用して疑わしい個所を
叩いていきます。
まずは表面をコロコロ撫でるように。
その際の音の変化で浮きを判別していきます。
そして境目を判別する際は細かく個別に叩いて確認していきます。
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浮いていると判断できる場所には直接マスキングテープで目印
を付けていきます。
合わせて図面上に浮き箇所を記入します。
テープが気になる場合には図面への記入のみでも対応可能です。
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以上が外壁面打診調査の流れです。
いかがでしたでしょうか?
外壁タイル落下による第三者への被害を未然に防ぐため、
このようにロープアクセスと組み合わせ足場を掛けることなく
周囲への影響を極力抑え素早く対応することが可能となります。
建物の状況、補修範囲により適切な工法は変わりますので、
外壁面に不安があり調査をご要望の際には弊社まで
是非ご一報ください。