2026年01月06日年の初めに思うこと
昨年11月に開催された「ビルメンヒューマンフェア&クリーンEXPO2025」において行われた、
ビルクリーニング サービスグランプリ 2025という大会にて、
当社代表として出場した渡邉マネジャー、福嶋マネジャー、髙木マネジャーの3名が、
見事に全国初代チャンピオンに輝いた。
さらに、名誉ある厚生労働大臣賞も同時に受賞するという快挙を成し遂げた。

※左から 福嶋マネジャー 渡邉マネジャー 髙木マネジャー
大会で3名が掲げたテーマは「第一 トライアングル 縁」。
今回の勝利を象徴するかのような「縁」という言葉に触れ、私の中にある記憶が蘇った。
それは、かつて若い社員たちにことがあるたびに紹介してきた、感動的なエッセイである。
3名の「縁」がつないだ日本一の栄冠。
そして、私たちの原点とも言える、ある少年の「縁」にまつわる物語。
この2つを重ね合わせながら、その物語を改めてご紹介したいと思う。
一人の少年の人生を変えた、教師との「縁」
ある小学校の先生が5年生の担任になったとき、どうしても好きになれない少年がいました。
服装は不潔でだらしなく、成績も芳しくない。
先生の記録簿には、少年の悪い点ばかりが書き込まれていきました。
しかしある時、先生は少年の過去の記録を目にし、言葉を失います。
1年生の時:「朗らかで友達思い。勉強もでき、将来が楽しみ」
2年生の時:「母親が病気になり、世話のために遅刻が増えた」
3年生の時:「母親が逝去。希望を失い、悲しんでいる」
4年生の時:「父がアルコール依存症となり、子供に暴力を振るう」
先生の胸に激しい痛みが走りました。
自分が「ダメな子」と決めつけていた少年は、
想像を絶する深い悲しみを生き抜いている、生身の人間だったのです。
その日から、先生は放課後に少年を支え、勉強を教え始めました。
少年は次第に笑顔を取り戻し、自信をつけていきました。
クリスマスの日、少年は先生に小さな包みを贈りました。
中身は、亡くなったお母さんの形見であろう古い香水。
先生はその香水を一滴つけ、少年の家を訪ねました。
先生の胸に顔を埋めた少年は、叫ぶように言いました。
「ああ、お母さんの匂いだ!今日はなんて素敵なクリスマスなんだ」
卒業後、少年から届くカードには、常に感謝の言葉が綴られていました。
「先生は僕を救ってくれた神様のようです。僕は医学部に進学します」
「父に叩かれた経験があるから、痛みのわかる医者になれます」
そして数年後、届いたのは結婚式の招待状。
そこには、一行こう書き添えられていました。
「母の席に座ってください」………たった一年間の担任との「縁」。
少年はその縁を「無限の光」として握りしめ、自らの人生を切り拓きました。
人は誰しも、無数の縁の中に生きている。
大切なのは、与えられた縁をどう生かすか。
今回、全国大会で最高のパフォーマンスを見せてくれた3名のマネジャーには、
まさにこの「縁」を大切にする心を持っていた。
仲間を信じ、支えてくれる人々に感謝し、目の前の課題に真摯に向き合う。
その一つひとつの積み重ねが、日本一という結果を呼び寄せたのだと、私は思っている。
「私たち一人ひとりが、誰かの人生にとっての“縁”になれる存在でありたい」
今年も多くの「縁」をいただき、我が社は六十年に一度の丙午の年を迎えた。
この節目の年に、大きく飛躍し、成長発展の物語が始まる――そんな予感に心がワクワクしている。
多くの人とご縁を結び、素晴らしい人生と仕事ができることに、心から感謝している。
感謝、ありがとうございます。







