社長ブログ

2014年01月16日龍から学ぶリーダーのあり方 1

正月といえば「中国、韓国、台湾」などでは、龍を祀ってお祝いしている姿を

思い浮かべます。

 

龍は想像上の生き物ですが、昔からめでたいものとされてきました。何故めで

たいものかというと、雲を呼ぶ能力を持っているからです。龍は雲を呼んで恵み

の雨を降らせることが出来るからです。

 

大自然の中で、天地、恵みの雨を降らせて百科草木、生きとし生けるものすべて

を生み、養い育んでいきます。その為に龍はめでたい生き物とされてきました。

 

しかしこの龍もいきなり雲を呼び、雨を降らせることは出来ません。

龍は、段階を追って成長していくことで天に昇り雲を掴み、雨を降らせることが

出来るのです。・・・この教えは易経の中にあります。

 

龍の成長の過程は次のようになります。

「潜龍」 (せんりゅう)

「見龍」 (けんりゅう)

「在淵・君子終日乾乾」(ざいえん・くんししゅうじつけんけん)

「躍龍」 (やくりゅう)

「飛龍」 (ひりゅう)

「抗龍」   (こうりゅう)

 

この六段階をたどって天に昇り恵みの雨を降らせることが出来ます。

 

この龍の成長過程を会社、プロジェクト、人生など、その時々に当てはめて

考えてみると自分がどのような変遷をたどれば物事がうまくいくか、いかない

かが良く見えてくるようになります。

 

自分がどのように成長していけばよいのか、あるいは、どういった場合に没落

していくのかを龍の変遷になぞらえてみることで良くわかります。

 

会社に置き換えてみると一般社員、主任、係長、課長、部門長、統括、取締役、

社長、会長という成長にあたります。

 

 

今年は、私もこの龍の成長過程になぞらえてわが身を振り返り、反省することで、

今まで以上に成長する1年にしたいと思います。

 

私は心の中に龍の子を一匹、忍ばせておいてその龍の成長と共に私も成長して

いきたいと考えています。

 

皆さんも自分の心の中で龍の子を育てることを意識することで、人生、仕事、

プロジェクト等を大いに楽しみながら成功へと導いていただきたいと思います。

 

感謝、有り難うございます。

 

次回 「潜龍の時代」に続く   平成26116

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プロフィール

代表取締役 三浦 光一

1955年岩手県生まれ

子供の頃より社長になる夢を抱き、高校卒業後上京する。大学卒業時に5年後の会社経営を目指し、商社に就職する。縁あって休日に知人の清掃会社を手伝う。この体験を通じ、清掃業は新しい 産業であると確信、 28歳で一念発起して個人営業を始める。 29歳で株式会社第一ビルメンテナンスを設立。

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