社長ブログ

2015年02月15日「潜龍」の時代

龍の成長の第一段階は、「地に潜み隠れたる龍」、志を抱き、実現のために力を蓄える段階

にある。

 

龍は最初から天を飛ぶのではなく、水中で育って洞察力を養い、時の根本的な流れに目を

向けることで、これからの自分の成長を想像することに始まります。

 

自分の将来に対する志を育てる時期が「潜龍」です。志の立て方、育て方は、学ぶこと、

本を読むこと、先祖に感謝すること、そして親に感謝することで、より高い志を抱くこと

が出来ます。

 

感謝の心は恩返しの心に変化していきます。そして恩返しの心が大望を抱く核となり、確

乎とした志が芽生えてきます。その芽生えてきた志を育み、誰も立ち入り変えることので

きないほどの信念までに高めるのが潜龍の時代です。

 

地上に出られない潜龍の時代というのは、何もないからこそ、未来を大きく想像して大志

を抱くことが出来ます。人間としての器量、度量は志の大きさの違いといってもよいほど

です。

 

 

潜龍を用いてはならない。潜み隠れたる龍である潜龍の時代は、厳しい環境の中でエネル

ギーを蓄えて自分を成長させ、核となる志を育てる段階です。

 

まだ母親の胎内にいる子供のような段階にあるのです。その潜龍を登用すると未熟さが露

呈してしまい、本物の龍として育つ事が出来なくなります。

 

従って潜龍の時代には絶対に登用してはなりません。本人も早く認めてもらおうと思って

血気にはやりがちですが、まずは身を低くしてしっかりと力を養い、我慢をする時が潜龍

の時代です。

 

 

潜龍の時代は、将来、飛龍としてどのように大きな循環を起こし、恵みの雨を降らせるか

を、夢見ながら静かに思うときです。そして修養の時、修行の時、大いなる志、確乎不抜

の志を打ち立てる時です。

 


人知れずいかに潜龍の時代を過ごすかで、その人の将来は決まります。立派な業績を上げ

成功した人には、必ず長い潜龍の時代があります。

 

人は総じてこの潜龍の時代を嫌います。でも実は飛龍になった時のスケールの大きさ、深

さ、その厚みも、潜龍の時代でほとんどの部分が決まります。

 

人生の大半が潜龍であっても、「志」、大望を抱き続けていることで、必ずいつかは飛龍と

なって天に昇り雲を掴み、我が志を遂げる時が来ると言われます・・・物事の始まり、成

就の秘訣は「志」の中から生まれてきます。

 

 

感謝、有り難うございます。

次回、「見龍」の時代に続く

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プロフィール

代表取締役 三浦 光一

1955年岩手県生まれ

子供の頃より社長になる夢を抱き、高校卒業後上京する。大学卒業時に5年後の会社経営を目指し、商社に就職する。縁あって休日に知人の清掃会社を手伝う。この体験を通じ、清掃業は新しい 産業であると確信、 28歳で一念発起して個人営業を始める。 29歳で株式会社第一ビルメンテナンスを設立。

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