社長ブログ

2016年09月08日「復帰・復活に迷うは凶になる」

易経の中に「復(ふく)に迷う。凶(きょう)なり。災眚(さいせい)あり」と言う教え
がある。復とは復帰、復活、回復の時を表す。また、正しい道をそれてしまった時
の戻る方法を教えている。

 
 

自分の行うべき道、正しい道、歩くべき道を踏み外した時に、迷うことなく速やか
に素直に反省をすることで元に戻りなさい、と言っています。

 
 

「復に迷う」とは、自分で起こした禍であることを自覚しているのに、元に戻るこ
とをためらい、惜しみ、ケチっている迷いを指します。復(かえる)に迷えば永遠に、
正しい道、幸福の道に戻れなくなると教えています。

 
 

復に迷う。凶なり。「災眚(さいせい)」あり・・・「災眚(さいせい)」とは自分が
わざわざ作ってしまった禍のことを言います。

 
 

「災(さい)」とは、外部の要因、自然の中から起きた禍(わざわい)のことを言い、
「眚(せい)」とは、自分がわざわざまねいてしまった禍(わざわい)のことを言います。

 
 

自分で招いた禍(わざわい)とは、自分が正しい道を踏み外した為に起きた禍(わざわ
い)であり、この禍は自分で起こした禍(わざわい)であることを自覚しなければなり
ません。そして速やかに復に復(かえ)るべきです。

 
 

自己を弁護することでその場から逃げようとせずに素直に反省し、悔い改めることで
正しい道に自分を戻すことです。

 
 

自分が起こした禍を、あの人が悪いこの人が悪い、あれがなければこれがなければと
考えていることが、既に復に迷っている状況にあります・・・自分の招いた「眚(せ
い)」の禍と捉えて、道を踏み外してしまったと自覚し反省をして、速やかに正しき
道に復帰・復活することが大切です。

 
 

復帰・復活に迷い、惜しみケチると、「凶」になりさらに大きな禍(わざわい)が待っ
ていると教えています。

 
 

私は日常の中で起きた全ての禍は「眚(せい)」の禍と捉えます。そしてその禍を素
直に反省し、自戒することで速やかに正しき道に戻ることを選択します。そうする
ことで「凶」を「吉」に変えていきます。

 
 

感謝、有り難うございます。

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プロフィール

代表取締役 三浦 光一

1955年岩手県生まれ

子供の頃より社長になる夢を抱き、高校卒業後上京する。大学卒業時に5年後の会社経営を目指し、商社に就職する。縁あって休日に知人の清掃会社を手伝う。この体験を通じ、清掃業は新しい 産業であると確信、 28歳で一念発起して個人営業を始める。 29歳で株式会社第一ビルメンテナンスを設立。

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