2016年10月10日「一流を考えるとき」
創業の頃、私は我が社の経営体制を次のようにしていきたいと社員に向かって話していた。
我が社は少数精鋭による経営を行い、全員参加で会社経営を行う。そして我が社の経営を
一流にする。
一流の経営とは、一流の人材、一流の企画力、一流の技術力、一流の信用力、一流の財務
内容を持っている会社である、と話していた。
33年たった今、振り返ってみた時に果たしてどうであるか、自問自答をしている・・・
私を導いてくれる言葉がある。「初心に返る」、「初心に返れ」と言う言葉である。
もう一度、初心に返ろうと考えた。そして初心に返り、一流と言われる会社を創ろうと
強く思う。
一流の会社と認められるには、私達全社員が一流と言われるような人物にならなければ
ならない。
一流の人物でなければ一流のサービスを行うことが出来ない。一流のサービスでなければ
お客様に喜びと感動を与えることが出来ない。
一流の人物と言われるような働き方をするために、私が考える「規範」物差しを作ってみた。
三流と言われる人物の働き方、二流と言われる人物の働き方、一流と言われる人物の働き方
を知ることで「規範」物差しとした。
三流の人物は、自分の事しか考えられない、言われてから行動を起こす、問題意識を持たない、
持続・継続性が無い、成果を出せない、容姿・身だしなみを全く気にしない、感謝・有難うと
いう心を持ち合わせてはいない人、ではないだろうか。
二流の人物は、行動を起こすが70%の力で仕事をし、問題意識が薄く、気づき・気づかいの心
がなく、持続・継続性にムラッケや波があり、諦めが早く、容姿・身だしなみを重要としない、
感謝・有難うとは言うが恩返しをしようとは思わない人、ではないだろうか。
一流の人物は、仕事の本質を理解し、言われる前に行動を起こし、最高の結果を出そうとし、
110%以上の力を発揮し、持続・継続性が高く、常に問題意識を持ち、気づき・気づかいの
心があり、成果・結果を出すまで決して諦めない、容姿・身だしなみは清潔で美しく整っている、
感謝の心を持ち恩返しをしたいと強く思う人、ではないだろうか。
このように考えて、三流、二流、一流の人物像の「規範」物差しを私は作って見た。この物差し
を使い、まだまだ未熟者である私が、一流を目指して具体的に行動をしていきたいと考える。
今の私は、三流、二流の人物である。一流の人物にはまだほど遠いと考える・・・しかし近い
将来には必ず一流の人物と認められ、一流の会社と認められるようになりたいと強く思う。
感謝、有難うございます。