2017年01月09日新年に思いの種を植える
新年明けましておめでとうございます。今年も社員の皆様と共にこのようにして新しい年
を迎えることが出来ましたこと、本当に嬉しく有難く思います。
また、こうして新しい年を無事に迎える事が出来るのも、皆様の日頃の活躍のお陰と心よ
り感謝申し上げます。
皆様のお正月は如何でしたか。一年の計は元旦にありといいます・・・元日には、皆さん
それぞれが今年の抱負を思い描かれたのではないかと思います。
年に一度だけ誰でも等しく魂が浄化され、無垢で綺麗な心になる月が正月と言われており
ます。
私はお正月を迎えたことで昨年の垢がすっかり取り除かれて無垢の状態、子供の心になっ
たような思いでおります。
私はこの真っ白で無垢になった「心」に、今年一年の思いの種を植えたいと思っておりま
す。私の思いの「種」とは、昨年に引き続き全従業員が仕事を心から楽しめる体制を作る
「種」であります。
全従業員に心から仕事を楽しんでいただくことで、お客様をはじめ地域社会に最高の喜び
と最高のサービスを提供していきたいと考えております。
古典の一節に次のような章句があります・・・「人にして遠(とお)き慮(おもんばか)りな
ければ、必ず近き憂(うれ)いあり」
目先の事だけを考えて行動していると、必ず近いうちに困ったことが起きるということを
教えております。
つまり、先のことも考えず目の前の事だけに汲々としてその場しのぎの仕事を行っている
ようでは、近いうちに大きな問題が生じ、必ず困ったことが起きると警告しています。
遠くを考えるとは、半年先・一年先に自分はどうありたいか、どのような自分になりたいか
を考え行動していくことです。そうすると必ず半年先・一年先には自分の思いを成し遂げる
ことが出来るとも教えております。
私は「人にして遠(とお)き慮(おもんばか)りなければ、必ず近き憂(うれ)いあり」を戒め
として、全従業員が今年の暮れには仕事を楽しんでいるための種を育てていきます。
感謝、有難うございます。